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タイトル

だんごまき3月21日、お彼岸中日。上越市大島区にあります大安寺(だいあんじ)さんの「だんごまき」に参加(?)してきました。
70畳の本堂に、子供たちからお年寄りまで120〜130人の参拝者が集まっていました。皆さん、手にはビニール袋を持っています。
午後2時前から、ご住職のお話があり、「だんごまき」の謂れが話され、ご法要、そして「だんごまき」となりです。
ご住職らの手から だんごがまかれると、先ほどまで、静かに手を合わせていた人たちが、御利益を願って、競ってだんごを集めるのでした。
午後2時20分頃、「だんごまき」は終わり、参拝者は、だんごの入った袋を手にしながら、三々五々と帰っていくのでした。

「だんごまき」という行事は、お釈迦様が2月15日に亡くなり荼毘にふされた後、弟子達がその灰をだんごにし形見として分け合ったことに由来するというお話でした。
それに倣って、檀家より集められたお米を粉にし、だんごを作り、法要の後、本堂いっぱいに集まった参拝者にまかれます。参拝者は、それを一生懸命に拾い、自宅に持ち帰ります。お釈迦様を偲び、御利益を分けていただく行事です。
檀家でなくても、参加できるそうです。私も8つのだんごを拾い、家に持ち帰りました。

だんご
だんごの大きさは、直径2センチ程度。
色のついているだんごもありました。
ワタシのところへは、飛んできませんでしたが。

同じように「だんごまき」を行なうお寺もあります。お寺によって、行事の時期は異なるようです。
大安寺さんでは、毎年、春分の日に行われています。

 

お問合せ先:

曹洞宗 太平山 大安寺(だいあんじ)
 
ところ

新潟県上越市大島区大平

国道253号沿い
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でんわ
025-594-3029
 
FAX
025-594-3029

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