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大島地区について

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ほたるの住み処
ほたるは、自然環境のバロメーターといわれるように、水質が弱アルカリ性の、キレイな水辺に生息します。

ほたるを観察できる時期
ほたるは、夏に卵を産み、卵からかえった幼虫が成虫になるのは翌年の夏。時期的には、6月中旬から7月中旬がシーズンです。ほたるが飛ぶ時間は限られていて、多く見られるのは夜の8時から9時頃です。

ほたるのが光る理由
ほたるの発光は、ラブコールの役目をしています。
オスはメスに気に入ってもらえるまで、何度も光って求愛をします。メス1匹に対しオス3匹の割合だと言われています。メスがOKの光を放てば婚約が成立するのです。しかし、メスが応えない限り、オスが近づくことはありません。ほたるはとても紳士的な虫のようです。

大島で見られるほたるの種類
ゲンジボタルとヘイケボタルがその代表です。
ゲンジボタルは、体長が10〜20mmで、日本で一番大きなほたる。背中の赤い部分に十字型の模様があります。
ヘイケボタルの体長は7〜10mmで、背中の赤い部分に太くて黒いすじがあります。

ゲンジボタルの雌(上)雄(下)
ヘイケボタルの交尾 

 

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ほたるアイコンほたる鑑賞のためのワンポイントアドバイス

ほたるは午後8時に一斉に飛び出します。
このお話は本当です。8時ごろに多く飛び出します。その後は午後11時と夜中の2時ころということです。飛び出すお時間に合わせて観賞してみてください。

暗闇で静かに観賞しましょう。
星空を観賞する時もそうですが、周りに余計な明かりがあるとせっかくの光が見えません。ほたるを観賞するときも電灯などを持たずに、静かに観賞しましょう。本当に間近で見ることができます。

強い光に弱いのです。
よく、車のハザードやウインカーなど、人工的に点滅するものにほたるが寄ってくると言う話を聞いたことがあると思います。実はほたるに一番よくないことなのです。ハザードなどに寄り付いたほたるは自分の巣に戻れずに死んでしまいます。

捕まえても他所で逃がさないで下さい。
捕まえたほたるを他所で放すと、そこのほたるとの交尾で遺伝子の違う子孫ができてしまいます。突然変異により絶滅してしまうという話もあります。

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