<珍蛾来訪2題/あまり見かけないが・先住民>
1) ヤママユガ:開帳=日本のチョウ目で最大の蛾。大きいので見かけるとギョットしますが、実は値打ちがあります。長野・安曇野では大きなビニールハウスで多頭を養殖=200年前からの「伝統文化」。飼育は難儀という、天敵=蟻。この繭=緑色(天蚕・野蚕)から絹糸が紡げます。その反物の着物=何と時価500万円以上の由。食草はブナ科・クヌギの葉など。
(写真上=「山繭蛾」カイコさん(家蚕)の親類です 9/24撮影)
2)ヒメシロモンドクガ:名と違い毒はないと云われるが?気象が変ると事象も変る。こんな蛾虫が初めて来訪。見るからに毒々しい。これも自己防衛の形態とみると「進化」は奥が深い。秋成虫♀は翅が退化し ひたすら産卵。広葉樹、大豆にも寄生の由。
(写真下=「姫白紋毒蛾」 名は画像検索で推定 9/28撮影)