<ブナの大木へ/可憐で過酷な端緒>
昨年はブナの実が豊作の年でした。外に出していた花の鉢を冬の間、家の中に入れておいたら、春にアラ、ブナの芽が!雪が消えてブナ林を歩くと、もやしの様な白い茎に双葉の芽が足の踏み場に困るくらいに密生していました。可哀そうですが彼らの生存率は 0.1% 以下の由。鬱蒼とした親たちの樹冠が光の多くを取り込み、林床へ届く量が減る事も要因の一つだそうです。でも高齢の老木が倒れ空に光の大きな隙間が開けると、林床の雑多の種たちの出番到来。「倒木更新」による命の継承・競争の場も開けます。
<田植え終盤/スカイランド・田麦/標高340m>
あれほどあった今年の豪雪も、季節がめぐると日一日と消えていきました。平場から高台へと段々と上がってきた田植え景色もそろそろ終盤になりました。通りがかりの田圃の畦道の脇の土手には、教えて貰うと草陰に小鳥の巣があり、中に黒っぽい雛が二羽見えました。人が遠のくと親鳥が待構えていて繁くエサを運んでいるとの事。田植え作業も小鳥を驚かさない様に、気遣かっているそうです。

(写真は、中山間地・田麦の田園風景 寸景 5/26撮影)
<ことばあそび ・・/支離滅裂16>
キビタキくん よく来てくれた 美声活力抜群 (巧みな節廻し)
ホトトギス よく来てくれた やかましい (トッキョキョカキョク・・)
ブッポウソウ よく来てくれた 待ってたよ (飛翔軌跡が感動的)