<名は体を表す/大島村 or 大島区>
新潟県東頚城郡大島村大字田麦小字上村= 私が15年前に移住した頃の住所表記でした。字を見ただけで何となく土地の雰囲気が伝わりました。今は 新潟県上越市大島区田麦。変わらぬ樹林と谷合いに開けた棚田の景色、茅葺形屋根の散見する静かな集落に暮らしてみると、大島・田麦は「区(Ward)」ではなく 「村(Village)」が実態に相応しく 史的にも味のある呼称であると思うのです。
英和辞典には 「Ward= 病棟・監房・地方選挙の行政区画・・」、「Village= Villa(田舎の邸宅)の 集合・・」とありました。

(写真は、霧にむせぶ 田麦ぶなの森 /窓外の裏山)
<夏の恒例行事から三つ/日本のチロル・音楽村は ’多忙’>
「大島駅伝大会 7/8」毎年雨天決行。オーストリア/チロルの景観を彷彿とさせる山並みと麓集落の風情の中の 16.3kmを、短区長区に分けて 小中学生 女性 ベテラン 近郷 自衛隊 28チームが駆けて競います。また今夏直近の「音楽祭」の来演者は 「ほたるコンサート7/7」= 小竹勇生山・三味線弾き、津軽三味線の巨匠・高橋竹山の芸
を継承出来る数少ない若手奏者。加えて 「宮沢和史コンサート」= 「島唄」や「風になりたい」などで有名な「THE BOOM ボーカリスト」、こちらは 「おおしま夏まつり 7/28」に出演されます。人々は 出場 応援観賞 会場準備 運営 片付け 慰労会 ・・と忙し忙しです。
閑話休題 蛇足ながら: 「日本のチロル村」は ネット検索では全国で数か所あり 「音楽村」も然りでした。でも 「日本のチロルと音楽村」の両方を併記し冠に戴くのは、当地 (旧称)大島村だけみたいです。