<「雪里」発の持続可能な社会つくりについて/「里山学会」聴講>
「雪里?」聞き慣れない言葉と思います。これは冬の「雪」が自然や文化の成り立ちに強く関わる地域を指す新たな「造語」です。雪里には雪に適応した独自の自然と文化があり、今も他にはない資源が残されています。それを再認識・維持活用し 更に豊かな未来を創造するために皆で考えよう、という集いに参加しました。(資料を参照)
講演者は、新潟大学准教授、県立歴史博物館主任、大分大学講師。パネラーは更に、十日町市地区協議会長、森の学校キョロロ館長。佐渡島の「トキ」をシンボルとした里山保全・地域再生プロジェクト、里山の割山制度の自然資源の伝統管理利用システム、知の殿堂の博物館と住民協働による地域作りの事例と提案、また過疎化の進む中で活性化に長年取り組んでいる報告、地域活性化の拠点施設の在り方の検討を重ねてきた御話・・と、暮らしに密着した話題が多く フロアーからの発言も活発で 視野が広められ思考収斂の刺激を受けました。
全国には夫々の地域の維持発展に苦労している所も多く、政治も 税再分配の仕方・道州制など、地方独自の 活力・発信力を高める方向に国を切り替えねば という「この時代」に呼応したテーマ・内容でした。

(写真は、松之山「里山学会」講演の 一こま 11/23撮影)
<ことばあそび ・・/支離滅裂30>
ぶな一本 30万枚の 落ち葉掃き (裏庭掃除/又掃除)
都会なら しなくてもよい 作業山積 (雪降る前も/又後も)