<田麦の「さいの神」/点火は「昼間」に変更= 高齢化配慮?>
小正月の歴史ある恒例行事の一つ「さいの神」= ドンド焼き。8:30amより、例年通り各家から稲わら 3束を持ち寄って作ります。男衆が塔作り、女衆が藁で飾り縄を撚る。今年は前日迄に役員が塔の材料(杉や竹の高木など)をドンド広場に準備済み。集まった有志男女 40人程の協働作業で 10時頃には立派な塔が完成しました。
今年は点火が午後の 2時になりました。夜の祈願見物参集は雪道の足元が危ないとの配慮でしょう。これまで毎年夜の火祭りで、空高く上る赤く大きな炎と火の粉、太い煙の柱が圧巻でした( 田通100115)。年々塔作り有志も齢を加え人数も減る傾向の一方で、壮年の若衆が増え、作業の主力を荷う姿が目立つ様になりました。
蛇足ながら、「さいの神」は来方神との事。それには多くの字が当てられています。幸の神 賽の神 災の神 歳の神 お歳徳(トンド)さん お正月様 恵方神 大年神 トシドン 年爺さん・・ それぞれの言葉の背後には夫々の謂れがあり、農事信仰・民間信仰の奥深さを感じます。

(写真は、ドンドの塔がほぼ完成、高さ≒ 7m 1/13撮影)
<ことばあそび ・・/支離滅裂33>
燃やすために 作る (信仰心)
食うために 飼う (業=ごう)
雪山は過酷 自然を畏敬 慎重に (命は天与)
参院選 ねじれ国会 悪くない (ブレーキ必要)