<「自伐林業」セミナー 開催/自分の山は自分で守るが 原点>
当地に隣接の地「吉川コミュニテイプラザ」で、定席+ 補助椅子=150席が満杯の盛況でした。講師はこの分野で全国的に有名な「土佐の森・救援隊 中嶋建造氏」。「上越やまざと暮らし応援団/上越市」が主催/後援。(= 昨年高知へ視察研修/田通121215)。
当地は「こしひかり」で高名な米作地。林業は主産業でないのですが、村面積の7割= 森林地( 内 98%が民有林)。住民の先代は政策に従い山の広葉樹を切り、杉に植え替えた筈と思われるのです。
なぜ山林所有者は「林業を放棄」したのか?「林業」では生業副業にならないという事なのでしょう。解のなかった疑問諦観の底流が、このセミナーの関心呼応するテーマであったとしたら幸いな事です。
「自伐」は聞き慣れない言葉です。対極は「他者依存林業」、これが日本の一般的な林業形態だそうです= 企業的生産性一辺倒の大規模林業で途上国タイプ。北欧など林業先進国は「自伐林業」= 小規模で自然を傷つけず災害に強い森を守り、低投資 副業可能 永続的な林業管理・・の形態= 要は昔ながらの日本の「山持ち林家」の生業型、と 参加受講し私はそう受け止めました。
<参考: 新潟県地域つくりサポートマッチング事業>

(写真は、セミナー寸景 壇上は講師 3/17撮影)
<ことばあそび ・・/支離滅裂36>
気に掛かる 豪雪過ぎても 春風乱状 (温暖化の常態?)