<あっちでも工事/雪が降る前に/御苦労さんです>
田麦地内には昔からの名だたる交通の難所があります。大山地区・通称「七曲がり」もその一つ。今ここで 県の二つの工事が行われています。「地すべり対策工事」と 「雪崩防止柵増設工事」です。何れも屹立する崖の急斜面で、素人目には難工事に見えます。この山上部は何年か前に 140mの排水ボーリングと集水井( 4m径 x33m深 ) などが複数基掘られている所でもあり、見た目の地形だけでなく 地層・地質的にも厳しさが伺われます。
昔は、山の上の集落からこの崖のジグザグ道を歩いて下って 町へ医者へ高校へ と通ったものだと聞いています( 50年前まで)。
今は、下に 2車線の県道が整備されています。田麦川右岸段丘の幾つもの谷筋の襞を縫うように、急坂の山腹の スノーシェッド =雪覆道( 80m+ 111m/ 17年前完成) もくぐって走る県道( 昔軍道)は、今でも地すべり・雪崩・落石 の難所に変わりはありません。私共には平場のまちから高台の集落へ、日常的に車で上り下りしている生活幹線道路です。有り難い工事です。
(写真は、地すべり対策工事現場 下に見えるのが県道 11/2撮影)